1936（昭和11）年 職業野球 名古屋金鯱軍 対 名古屋軍 第1回野球試合記念 直筆寄せ書きサインボール 岡田源三郎 / 島秀之助 / 黒澤俊夫 / 古谷倉之助 他 
1936年4/29〜5/5に甲子園球場で開催された第1回日本職業野球リーグ戦（春季）のうち、5/2の名古屋金鯱軍対名古屋軍の試合の際に金鯱軍の選手たちによって記念にサインされた寄せ書きサインボールです。日本プロ野球史において大変貴重な史料だと思います。
サインは全て万年筆で書かれています。
野球殿堂入り2名を含む以下の15名の直筆サインが書かれております。
岡田源三郎 監督（野球殿堂入り）島秀之助（野球殿堂入り）黒澤俊夫金子裕古谷倉之助内藤幸三スリム平川（平川喜代美）廣田修三江口行雄黒田健吾安永正四郎五味芳雄瀬井清三上良夫高谷昌二
この中で特筆すべきは何と言っても黒澤俊夫のサインです。黒澤氏は、巨人軍在籍時の1947年シーズン中に腸チフスにより33歳の若さで急逝したため、現存しているサインはごく僅かで、今後オークションに出てくることはまずないと思います。

ボールは美津濃製で、この試合のためだけに作られどこにも売り出されなかった非売品と思われます。
スイートスポットに金鯱軍 対 名古屋軍 第一回野球試合記念、主催わかもと本舗と印刷されています。
美津濃製のオリジナルケースが付属します。
経年による変色やシミ・汚れが見られ、インクが薄れたサインが約半数あるものの、付属のケースに入れて大切に保存されていたこともありこの時代のボールとしては状態は悪くないと思います。

100%真筆保証致します。落札後に、万が一サインが本物ではない、あるいは直筆ではなくプリントだと判明した場合にはいつでも全額返金に応じさせて頂きます。なおそれ以外の理由での返品は出来かねますのでどうかご了承ください。
長年大切にして参りましたが、先月引っ越しをしたこともあり、金欠のため、泣く泣く出品させて頂きます。